8日夜、青森県で最大震度6強を観測する地震がありました。
今のところ富山県関係の被害は確認されていません。
8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、青森県八戸市で最大震度6強を観測。
岩手県の久慈港では70センチメートルの津波が観測されました。
県によりますと、この地震による県民の人身被害は確認されていないということです。
また、全日空の富山‐札幌便は閑散期のため運休していて、交通への影響はありません。
北海道内に支店やATMなど33の拠点を持つ北陸銀行によりますと、この地震による人身被害や建物への被害は確認されておらず、9日は通常通り営業しています。
また、YKKやYKKAPも従業員は無事で、通常通り営業しています。
気象庁は今回の地震について、別の大規模な地震が起きる可能性が普段より高まっているとして、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表しています。
専門家は、今回の地震による富山への影響はないと話します。
*富山大学 竹内章名誉教授
「直接的な影響はない」
ただ、今後30年以内に60~90%以上の確率で発生されるとされる南海トラフ巨大地震では、富山でも震度5クラスの揺れになるとされています。
竹内教授は日頃からの備えが重要と話します。
*富山大学 竹内章名誉教授
「身近なところで強い揺れや津波が起きた時場合どうなるかを具体的に想像してみる必要がある」