妊娠・出産で事実上の「不戦敗」に。
女流棋士が規定の見直しを求めて、日本将棋連盟に要望書を提出しました。

将棋の福間香奈女流六冠(33)は、2024年10月、妊娠中に挑戦者として臨んだ2つのタイトル戦で、重いつわりなどを理由に、日本将棋連盟に対し対局の延期を求めました。

連盟は延期を認めず、福間女流六冠は「不戦敗」となりました。

さらに連盟は2025年4月、『タイトル戦の日程に出産予定日の6週間前から産後8週間までの期間が一部でも重なる場合は、対局者を変更する』という、妊娠・出産で「事実上の不戦敗」となる新たな規定を設けました。

福間香奈女流六冠:
子供をまた望むと、タイトルを失ってしまう。これがずっと運用されていくと、将来女流棋士になりたいって思う子が少なくなる。

福間女流六冠は規定の改正を求め9日に要望書を提出し、10日、会見を行う予定です。

関西テレビ
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