12月8日夜、青森県で震度6強の地震があり、静岡県内でも最大で震度2の揺れを観測しました。この地震で気象庁は初めて後発地震注意情報を発表しました。
8日夜11時15分頃、青森県の東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震があり、八戸市で震度6強を観測しました。
県内でも広い範囲で震度2から1の揺れが確認されています。
斉藤力公 記者：
地震発生から1時間が経過した県庁危機管理部です。通常体制が続く中、職員らが他県の情報などを収集しています
この地震で、気象庁は別の大規模な地震が起きる可能性が平時より高まっているとして、北海道・三陸沖後発地震注意情報を初めて発表しました。
内閣府・森久保司 参事官：
これまでに世界中で発生した地震の統計に基づけば今後1週間の間に約1%の確率でマグニチュード8以上の大規模地震が日本海溝・千島海溝沿いで後発の地震として発生する可能性がある
この地震をめぐっては北海道太平洋沿岸中部や青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が出されましたが、現在は解除されています。
