太平洋戦争の開戦から84年となった8日、長崎市で「不戦の集い」が開かれました。
長崎市の爆心地公園にある「核廃絶人類不戦の碑」に、平和を願う火がともったキャンドルが捧げられました。
ナガサキ不戦の集いは、太平洋戦争が開戦した12月8日と終戦の日の8月15日に開かれています。
8日夜は、被爆者や高校生など約30人が参加しました。
長崎原爆被災者協議会 田中 重光 会長
「12月8日は突然起きたのではない。今こそ歴史の教訓と向き合うべきではないか」
若い世代を代表して活水高校平和学習部の塩野花菜さんが「不戦の誓い」を読み上げ、「お互いの立場を超え、価値観や歴史的背景を理解することが大切」と訴えました。