9日朝、JR山陽線の海田市駅近くの踏切で50代女性が列車にはねられ、意識不明の重体となっていましたが、死亡が確認されました。事故の影響で西条駅から広島駅の間では一時運転見合わせとなりました。
JR西日本などによりますと、午前9時ごろ、JR海田市駅近くの踏切で、糸崎発ら岩国行きの列車が人と接触しました。
運転士は踏切内に人を発見し非常ブレーキをかけたものの間に合わなかったということです。
消防によりますと列車と接触したのは50代の女性で病院に搬送され意識不明の重体となっていましたが、死亡が確認されました。列車の乗客およそ400人にけがはありませんでした。
この事故の影響で、JR山陽本線の西条駅から広島駅の間が上下線とも運転見合わせとなっていましたが、午前10時20分に運転が再開されました。
現場の踏切には警報機や遮断機があり、警察が事故の状況を詳しく調べています。
※9日午後3時情報更新 50代女性の死亡が確認されました。