9日未明、福山市のコンビニエンスストアの駐車場で店員をナイフで刺したとして、中国国籍の17歳の少年が逮捕されました。
警察によりますと、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された福山市に住む職業不詳の中国国籍の少年は、9日午前1時40分ごろ、福山市多治米町のコンビニの駐車場で、男性店員(46)の腹を長さ9センチの果物ナイフで刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
【毛利 祥子 記者】
「少年は店を出てあちらの付近で店員に取り押さえられ、その後腹を刺されたということです」
コンビニの関係者から「万引きの犯人が逃走した。追跡している」と110番通報があり、警察官が駆け付けたところ、男性が腹を刺された状態で少年を取り押さえていたということです。
男性は病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
警察の調べに対し少年は「何も言うことはありません」と供述しています。
警察は、事件の経緯を詳しく調べています。