千葉県八千代市の県立高校に侵入した疑いで、自称・会社役員の男が現行犯逮捕された。男は調べに対し「上履きのにおいが嗅ぎたかった」と供述。所持品からは新幹線のチケットも見つかっていて、このために愛知方面から関東を訪れたとみられている。

上履き5足を持った足立容疑者を高校トイレで発見

8日午前、千葉・八千代署でカメラが捉えたのは、八千代市内の高校に侵入した疑いで逮捕された自称・会社役員の足立亮太朗容疑者（37）だ。

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足立容疑者の狙いは「上履き」だった。

6日土曜日の昼、高校が休みにも関わらず、トイレが使われていることに気付いた教員。

不審に思い中に入ると、そこにいたのは足立容疑者で、学校指定の上履き5足を持った状態だったという。

足立容疑者は、教員2人に現行犯逮捕され、駆けつけた警察官に引き渡された。

調べに対し、足立容疑者は「上履きのにおいが嗅ぎたかった。愛知県の学校はスリッパを使っているので、くつ型の上履きを使う関東を狙った」と供述している。

このために関東を訪れたとみられる足立容疑者。

警察によると、足立容疑者の所持品からは、犯行当日に名古屋方面から東京方面行きの新幹線チケットが見つかったという。

足立容疑者は上履きのにおいを嗅いだことは認める一方、「校舎に入ったが、建造物侵入には該当しない」と容疑を一部否認している。
（「イット！」12月8日放送より）