9歳少年の顔を殴り土下座をさせた男を逮捕

日が暮れた10月15日、9歳の息子を連れて警察署を訪れた母親が「息子が同じ学年の子のお父さんから殴られた」と訴えた。

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千葉県内の路上で、9歳の男の子の顔面を殴り軽傷を負わせ土下座をさせた疑いで、逮捕されたのは54歳の男。

なぜ男は幼い男の子にこのような暴行を加えたのか?

きっかけは娘が「傘でたたかれた」

その訳は、帰宅した娘が泣きながら「傘でたたかれた」と訴えたのがきっかけだった。

警察によると、下校中に男子児童の傘が娘の頭に当たったという。

それを聞いた男は激高し、男の子を見つけると顔面を拳と平手で数発殴り、軽傷を負わせたのだ。

怒りが収まらなかったのか。「正座しろ。娘に謝れ」と、男の行動はさらにエスカレート。

頭を下げるしかないと思った男の子は、その場で地面に手をつき土下座、謝罪したという。

その後、帰宅した男の子が事情を母親に話し、警察に被害届を提出。今回の事件が発覚した。

男の子は顔面以外にも、おなかを足蹴りされたと訴えている。

男は警察の調べに「間違いありません」と容疑を認めている。
警察は犯行の経緯など詳しく調べている。

原因には怒りをコントロールができない背景も

榎並大二郎キャスター:
我が子が怪我をして帰ってきて、そこで怒って家を飛び出して。ここまでは親御さんの気持ちも理解できるのですけれども。そこから子どもに手をあげて、土下座を強要するというのは許されるものではないですね。

加藤綾子キャスター:
一時の感情に任せて暴力で仕返ししにいくところがどうなのかなって思いますし、こういうことをしてお父さんが逮捕されてしまうと、娘さんがより傷つくじゃないですか。

ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
尾を引きますからね。これ元々一方的な暴行なのか、ケンカなのか、その辺もよくわからないんですけど。

一昔前は僕らの子供の時代も、子どもの喧嘩に親が口を挟むってことはあったんですよ。
でも、最近の時代は核家族化も進んできてて、年寄りがいるような家庭じゃないと、親と子どもの距離はものすごく短くなってきている。

そうすると、親にとって子どもの出来事っていうのは、自分のことのような、いわば大人が子供化してきている。自分の怒りをコントロールができないという状況も、背景にあるような気もするんですよね。

加藤綾子キャスター:
2人の子どもが傷ついていますからね。周りの方もケアしてほしいなと思いますね。

(「イット!」10月19日放送分より)