ものづくりを通して地域課題について考えてもらおうと、静岡県伊豆市で12月7日、シカの革を使った小物入れづくりのワークショップが開かれました。

これは蝶番の製造・販売をする伊豆市の企業が企画し、市内から親子連れなど10人が参加しました。

参加者たちはシカの革を使って小物入れをつくりながら、伊豆市ではシカの食害による経済損失は年間1億円にも及び地域の課題となっている一方、シカの革は丈夫で油分が多いなど魅力もあり、有効活用するための取り組みなどを学んでいました。

参加者:
シカの命に対して私たちも有意義に利用しなければと思った

主催者は今後もこうした取り組みを続け、捕獲されたシカの有効活用につなげていくということです。

テレビ静岡
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