冬休みを前に高校生に大麻や市販薬のオーバードーズなどの危険性を伝える講演が8日、名古屋で開かれました。

 中区の名古屋たちばな高校で開かれた「薬物乱用防止教室」では、若者の居場所づくりなどに取り組む「愛知PFS協会」の星野智生さんらが講演をしました。

 星野さんは、高校に近い栄の繁華街でも若者たちが孤独から薬物に手を染めてしまうケースが増えていると説明し、「誘われても逃げる勇気を持ってほしい」などと訴えました。

 愛知県内の20歳未満の若者による薬物使用などの検挙者は、今年10月末までに104人で、去年の同じ時期に比べ31人増えています。

東海テレビ
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