中国軍の戦闘機が2度にわたり自衛隊機に対してレーダーを断続的に照射したことについて、高市首相は「極めて残念だ」と述べ、「冷静かつ毅然(きぜん)と対応する」と強調しました。
高市首相:
このような事案が発生したことは極めて残念。冷静かつ毅然と対応していく。
記者団の取材に高市首相は、「中国軍の日本周辺における動向を注視するとともに、警戒監視活動に万全を期す」と強調しました。
これに先立ち、小泉防衛相はオーストラリアのマールズ国防相との会談で、中国のレーダー照射を取り上げました。
オーストラリア・マールズ国防相:
私たちはこの24時間に起きた中国の動向について大変、大きな懸念を持っている。
また、外務省の船越次官は中国の呉江浩駐日大使を呼び出し、強く抗議して再発防止を求めました。