宮崎市の中学校で、生徒たちが避難所の設営や運営などを担う防災訓練が行われました。
訓練は、本郷まちづくり推進委員会や本郷中学校などが合同で開きました。本郷中の1年生は防災コンサルタントの黒木淳子さん監修の下、妊婦や高齢者など様々な立場の住民が避難所で共同生活を送るために必要なことを学んできました。
「地域の方はこちらで受付をお願いします」
12月7日は、その実践編として、学校に避難してきた住民を誘導。受付場所を地域ごとに細かく設けたり、避難者に合わせた個別ブースを用意したりと避難所の運営を行いました。
(本郷中1年 米良柚音さん)
「いざ本番となると混乱してしまった。(これからは)子供が落ち着けるスペースなどもつくりたい」
(防災コンサルタント 黒木淳子さん)
「東日本大震災のときも、中学校が避難所になり、そこの生徒が準備をしたり道具を出したりと協力して避難所をつくった。生徒が力をつけて、しっかりと発揮していくことが大事だと思う」
本郷地区では、今後も地域と中学校が連携した防災訓練を続けていきたいとしています。