石木ダム建設を巡る住民説明会が7日、長崎県東彼杵郡川棚町で開かれ、出席した大石知事は反対する住民に対し、改めて建設への理解を求めました。
県が主催する「石木ダム事業に関する説明会」です。地元の住民から知事の出席を求める声があったことを受けて、開かれました。
説明会には建設に反対する13世帯のうちの10世帯を含む地元住民など約150人が出席しました。
市民団体「市民による石木ダム再評価監視委員会」はダム周辺の川の流域調査が不足しているなどとして、改めてダムの必要性を検討する委員会を立ち上げるよう要望しました。
これに対し長崎県の大石知事は
「(委員会の)必要性については県として今、議論する立場にない、状況にない」
大石知事は建設に反対する住民に対して今後も説明会をして理解を求めるとしています。