初漁の便りがまだない季節ハタハタ。6日に1匹が網にかかっていた秋田県男鹿市北浦の漁港ですが、7日も水揚げとはなりませんでした。
7日午前7時半ごろの男鹿市北浦の相川漁港。6日に1匹のハタハタが網にかかっているのが確認され、漁師たちは先発隊の到来に期待を込めて海に向かいました。
ハタハタの漁獲量は、禁漁が明けた1995年以降では2004年の3055トンがピークで、2024年は17トンにとどまりました。2025年はさらに落ち込むことが予想されています。
県は、2025年の季節ハタハタの初漁日を参考値として12月3日を予想していましたが水揚げはなく、初漁となることが多い12月6日の「ハタハタの日」も、初漁とはなりませんでした。
7日の漁を終えて、漁師の西方強さんは「結果、タイ1匹、ダメ、ハタハタゼロ。もうちょっと時間がかかるんじゃないか」と嘆いていました。
なお、7日は八峰町の八森漁港などでも季節ハタハタの初漁はありませんでした。