高市首相は、就任後初めて石川県を訪れ、2024年起きた能登半島地震や豪雨被害の現場などを視察しました。
高市首相は7日午前、地震の被害と水害の両方に遭った珠洲市の土砂崩れ現場を視察し、復旧の状況や現状の課題を確認しました。
午後には、大規模な火災が起きた輪島市の「朝市通り」で、再建計画の説明を受け、市民からの声かけには笑顔で応じました。
さらに、穴水町の仮設商店街を訪問し、事業者らと意見を交わしたほか、七尾市の「和倉温泉」では、施設の休業が続く状況を視察しました。
高市首相:
みんな前向きに故郷のために頑張っていて、そんな姿を見てとっても感動しました。被災前の活気ある街並みを取り戻すことが、国家の責務であるという思いを強くした。
視察後、高市首相は記者団に、2026年度中の「防災庁」の設置を目指し、検討を進める姿勢を示しました。