10月20日、北米最大級の自動車展示会・ロサンゼルスオートショーがメディアに公開されました。

会場にはアメリカ、ヨーロッパ、そして日本を含むアジアの主要メーカー約30社が出展。

映画に登場した日本のクラシックカーも並び、車好きにはたまらない内容となりました。

■アメリカでは2025年9月末で電気自動車の税制優遇が終了

アメリカでは2025年9月末で電気自動車の税制優遇が終了。

メーカー各社が対応を迫られるなか、トヨタはこれまで同様ハイブリッド車を主力に据え、他社より多いラインナップを会場に並べました。


■険しい山道を想定し、実際に走行もできるスペースも

アメリカ大手のフォードは、実際に走行できるスペースを設けて機能面をアピール。

険しい山道を想定してオフロード性能を高めた車では、前方の障害物をカメラで確認できる機能が搭載されています。

■ヒュンダイは“人が運転しない” 自動運転タクシー専用車両を展示

韓国大手のヒュンダイは“人が運転しない” 自動運転タクシー専用の車両も展示。

車体には複数のカメラやセンサーが備えられ、周囲の交通状況を分析しながら走ることができます。

■ホンダは1人乗りのマイクロモビリティ「ファストポート」を展示

そのほか、会場には電気で動くヘリコプターや電気モーターボートも登場。

ホンダが展示したのは1人乗りのマイクロモビリティ「ファストポート」。

自転車のようにペダルをこいで動かすことができ、渋滞時の配送手段など、様々な場面での活用が期待されています。

新たな技術や多様な移動手段を示した今回のオートショー。世界の自動車市場はどの方向へ進むのか注目が集まっています。

(関西テレビ ロサンゼルス支局 松浦武司)

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