岩手県内の長時間労働が疑われる事業場について、2024年度労働基準監督署が監督指導した結果、121の事業場で違法な時間外労働が確認されました。

岩手労働局は2024年度、労働基準監督署が長時間労働が疑われる県内279の事業場に対して、監督指導をした結果を公表しました。
それによりますと、4割を超える121の事業場で違法な時間外労働が確認されました。
このうち、50の事業場では時間外・休日労働が月80時間を超えていました。
また、121のうち21の事業場で賃金未払いの残業があったということです。
岩手労働局は
「違法な時間外労働は、減少傾向にあるものの、
人手不足などを背景に依然として高い水準にある」
と分析しています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。