島根県松江市の堀川遊覧船で、2025年も運航が始まっている冬恒例のこたつ船が観光客を文字どおり暖かく迎えています。
遊覧船乗り場では、船頭たちが朝早くからこたつ船の準備を行っていて、火起こしした豆炭をこたつのやぐらの中に差し入れて布団をかけていきました。
こうして準備が整った船には観光客が次々と乗り込んでいきました。
乗船客:
「いいですね。気持ちがよくて風情があっていいですね。「非常にあったかいです。気持ちがいいです。」
「とってもいいかと思います。あったかくて落ち着きますね。」
この冬一番の冷え込みになった12月4日の松江市ですが、こたつ船はまさに冬の風物詩にふさわしい柔らかな暖かさを観光客に提供していました。
松江市観光振興公社・野津紳吾事務局次長:
豆炭こたつは電気ごたつとは違い、芯から温まるようなじんわりと包み込むような暖かさとなります。風情を感じながら遊覧を楽しんでいただけたら。
こたつ船は、例年11月中には運航が始まっていましたが暖かい日が長ったことなどから、2025年も去年に続いて12月1日の運航開始になったということです。運航期間は、2026年3月31日までの予定です。