子どもたちに、自動運転バスを通じて公共交通の問題や次世代の技術に関心を持ってもらおうと、鳥取市の小学校で乗車体験会が開かれました。
自動運転バスに乗り込んだのは、鳥取市の遷喬小学校の6年生たち。
最先端の技術にドキドキの表情です。
路線バスの運転手不足解消に向け自動運転バスの実証運行を続けている鳥取市が、子どもたちが公共交通や次世代の技術に関心を持つきっかけにしてもらおうとこの乗車体験会を開きました。
Q.自動運転バスはどうですか?
児童:
ちょっぴりこわい。
児童たちは、学校からも近い実証運行のルートに沿って鳥取城跡や若桜街道をめぐる約3キロで自動運転技術を体験しました。
児童:
自動で動く車に乗ったことがなかったから、初めてで楽しかったです。
児童:
最初はちょっと怖かったけど、乗ってみて楽しかったのでよかったです。
鳥取市交通政策課・森本英幸課長補佐:
(子どもたちには)最新の自動運転技術に触れることで、将来の移動手段のことを考えていただければ。
12月12日からは中心市街地をめぐるルートで自動運転バスの実証運行が行われる予定で、市の担当者は「この機会に多くの市民に体験してほしい」と話しています。