幕末に活躍した歌人・橘曙覧(たちばなの・あけみ)のゆかりの地を巡るイベントが18日、開かれた。史跡巡りは福井市・橘曙覧記念文学館の開館20周年を記念して企画されたもので、学芸員が石川県の山中温泉などゆかりのある9ヶ所を案内した。このうち曙覧が晩年、家族と過ごした福井市の通称・藁屋(わらや)跡地では、日常の何気ない幸せを詠んだ和歌が紹介され、参加した歴史ファンたちは貧しいながらも幸せを見つけ出そうとする曙覧の人生観に思いを馳せていた。