人口の減少が大きな問題となる中、静岡市の難波市長は2050年の人口目標を54万人とする方針を明らかにしました。
1990年の74万人をピークに減少が続く静岡市の人口は現在およそ66万6000人で、このまま有効な対策を講じない場合、25年後の2050年には49万2000人にまで減少すると予測されています。
2日の市議会で議員から将来の人口目標を問われた難波市長は、まちづくりや行政サービスの指標として目標値は重要と説明しました。そのうえで2050年の人口目標を54万人に設定するのが適切と初めて具体的な数字を明らかにしました。
難波市長:将来の減少幅を約2割に抑える事を目標に2050年の人口目標を54万人に設定するのが適切ではないかと。
市は今後、積極的な投資による雇用の創出や子育て環境の充実に加え、移住者の支援や学校の誘致など、様々な対策を行う方針です。