天草郡苓北町では、特産のヒオウギガイの出荷が行われています。
ヒオウギガイはホタテガイの仲間で、貝殻がオレンジや黄色・紫などカラフルな色が特徴です。
味はホタテガイより甘みがあって歯ごたえもよく、年末年始の贈答用として人気があります。
苓北町にある福島水産では、地元の海で1年半育て、9センチ前後になったヒオウギガイを出荷しています。
福島水産によると、「今年は身太りがよくいいものができていて、刺し身やフライ、殻のまま焼く浜焼きがおいしい」ということです。
作業は今月末(すえ)をピークに3月ごろまで続き、九州や関西を中心に約18万個の出荷を見込んでいます。