違法薬物のMDMAなどを韓国から日本に持ち込んだ罪に問われた男に、12月2日に熊本地裁が懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、大阪府堺市に住む音楽プロデューサー森田昌典被告(49)です。
判決などによりますと、森田被告は2025年5月、違法薬物のMDMAなどをスーツケースに隠し、韓国から日本に持ち込んだ麻薬取締法違反などの罪に問われています。2025年7月の初公判で森田被告は無罪を主張していました。
12月2日の判決で中田幹人裁判長は「被告人の弁解は明らかに不自然・不合理で信用ならない」と指摘。「不合理な弁解に終始していて、真摯に反省しているとも認められない」と述べ懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。