先日、シーズンを終えたばかりのサッカーJ3・高知ユナイテッドSC。Jリーグ参入初年度はチームのごたごたがありながらもなんとか残留を決めました。

そんな「J元年」を「みんなぁのこじゃんとえい」と題し、サポーターの声とともに振り返ります。同率2位が3つありますが、まずは5位から。

高知サポーター:
「そりゃ心くんのハットトリックでしょう!あれはすごいよかったうれしかった。涙でそうやった。あれしかない!心くんいないけどね」

高知サポーターが選ぶ「みんなぁのこじゃんとえい」第5位は小林心選手の覚醒です。高知3年目のストライカーは4月の福島ユナイテッド戦で1人で3ゴール・ハットトリックを達成するなど、開幕から13試合で10得点。J3・月間MVPにも選ばれ、6月にはJ2・ベガルタ仙台へと移籍。実力を認められ、ステップアップを果たしました。

続いては3つある2位の1つ、J3残留です。パワハラ問題などでチームは苦しい状況でした。一時はJFL降格の可能性もありながらも、何とか11月、ホームで残留を決めました。残留を決めた試合で選手や監督の顔を見て涙が出たと言っているサポーターもいました。

「みんなぁのこじゃんとえい」2つ目の第2位は「ホーム初勝利」です。JFL時代から1年近く遠ざかっていたホームでの勝利、その日は6月8日にやってきました。最初こそ相手の奈良にリードされるも高知は2度追いつき、最後は高野の決勝ゴールで見事、ホーム初勝利を挙げました。移籍後、観客として見に来ていた心選手は…

小林心 選手:
「僕がプレーしている中で勝利したかった」

続いて同じく2位にランクインしたのは、6月29日の長野戦。J参入後、春野で初のナイターとなったこの試合は、後半40分を過ぎても両チーム無得点。すると後半43分、金原朝陽が値千金の決勝ゴール!6月はホーム春野で3連勝を飾りました。

そして、サポーターが選んだ「みんなぁのこじゃんとえい」第1位は8月の宮崎戦で出たプレーです。2点を追いかける後半88番・工藤が倒され、フリーキックをもらった後。画面の外から現れた深川のちょーーーーロングシュート!深川選手は「うまくいきすぎて自分が一番驚いた」とコメントしていました。

以上がサポーター50人が選ぶ「みんなぁのこじゃんとえい」上位5つでした。このほか、11月のGKアルナウ選手の果敢なシュートシーンなども3票を獲得していました。

今シーズン話題盛りだくさんだった高知ユナイテッド。来シーズンはどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです!

高知さんさんテレビ
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