11月東京で開かれた聴覚障害者のオリンピック、東京デフリンピック。卓球女子の日本代表として2つのメダルを獲得した益田市の明誠高校2年生の山田萌心選手が12月2日母校に凱旋。結果を報告しました。

2日あさ、益田市の明誠高校。
2つのメダルを首から下げた山田萌心選手が全校生徒を前に結果を報告しました。

明誠高校・山田萌心選手:
「この二つのメダルはみなさんの応援があってのメダルだと思います。本当にみなさん応援ありがとうございます」

山田選手は11月東京で開催された聴覚障害者のオリンピック、デフリンピックの卓球競技で混合ダブルス、ダブルス、団体、シングルスの4種目に出場。
山田瑞恵選手と組んだ、女子ダブルスでは銅メダル、女子団体では決勝で惜しくも中国に敗れましたが、2大会連続で銀メダルを獲得しました。

生まれつき耳が聞こえにくく、普段は補聴器をつけて生活する山田選手。
聴覚にハンデを持ちながらも卓球で世界を目指すために強豪の明誠高校に進学し、卓球に打ち込んできました。

報告会のあとは共に汗を流してきた卓球部の仲間やクラスメイトとメダル獲得の喜びを分かち合いました。

生徒:
「やばい、かけてくれた!」

明誠高校・山田萌心選手:
「すごいとかみんな言ってもらえてとても嬉しいです。4年後のギリシャでは中国を倒して次こそ金メダルを獲れるように頑張りたいです」

4年後、悲願の金メダル獲得を目指してこれからも卓球に打ち込みます。

TSKさんいん中央テレビ
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