カラフルな色と濃厚な甘みで贈答品としても人気のヒオウギ貝が、愛媛県の特産地・愛南町で出荷が1日にスタートしました。
愛南漁協御荘支所のエリアでは、真珠母貝の収入を補うため35軒がヒオウギ貝を養殖。町内の内海地区ではヒオウギ部会のメンバーが、20年以上前からお歳暮の時期に贈答用として出荷しています。
初日はメンバーが水揚げしたばかりのヒオウギ貝を持ち寄って箱詰めし、全国各地に向けて出荷しました。
出荷された貝は、幼い貝を杉の葉を海中に浸けて採取するなどしたあと、真珠用のイカダで1年半かけて8.5センチ以上のサイズまで育てた自慢の品。カラフルで濃厚な味が魅力です。
ヒオウギ貝を養殖する小林哲さん:
「鍋にしてもいいし酒蒸しにして食べてもらってもいい。色々な食べ方があると思います」
今年の品質は、夏場の猛暑による高い水温の影響でサイズは若干小ぶりだったものの、11月初旬から持ち直してほぼ例年並に育ち、身も詰まっているということです。
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