山形市にある山形大学医学部の敷地内で、2頭のクマが目撃された。県内のクマ目撃件数は11月末時点で約2700件となり、引き続き警戒が必要。
1日午後9時半ごろ、山形市飯田西の山形大学医学部の敷地内でクマ2頭が目撃された。
いずれも子グマとみられ、西の方向に去っていったという。
また山形市内では1日～2日にかけ、漆山地区でもクマの目撃が相次いだ。
さらに鶴岡市では2日朝、櫛引西小学校の南側にある駐車場で親子とみられるクマ2頭が、このほか酒田市・舟形町・川西町などでも確認されている。
県内のクマの目撃件数は過去最多を更新し続けていて、2日、県は11月末時点で2698件だったと発表した。
9月の340件から10月は828件と爆発的に増加、一方で11月は508件と約300件減った。
しかし、これまで目撃件数が最も多かった2020年は、11月が91件。
2025年はその5倍以上となっていて、引き続き最大級の警戒が必要。
