タクシーの配車アプリについてです。
このアプリは乗りたい場所を地図で指定して車を呼べる仕組みで、全国では1600万人以上が利用しているとされています。
宮崎市では、12月1日から新たにアプリ対応のタクシー車両60台が運行を開始しました。

宮崎県タクシー協会は、交通の利便性を高めるため国の交付金や宮崎市の補助金を活用し配車アプリの普及を進めています。
宮崎市ではすでに約40台のタクシーで導入されていましたが、1日から新たに「UberTaxi」や「GO」などの配車アプリに対応した60台の車両が導入されました。

(戸高涼平記者)
「それでは早速アプリで呼んでみたいと思います」

利用者は、予約の電話をかける必要がありません。
今回は配車アプリ「UberTaxi」をダウンロードし起動。
目的地を入力すると、近くにいるタクシーが見つかり、到着までの時間や目的地までのルート、おおよその金額などが表示されます。

そしてほぼ時間どおりに迎えが来ました。

(戸高涼平記者)
「配車時に事前に目的地を登録していたので、スムーズに目的地に向かっています」

アプリ内で登録しておけば乗車中にキャッシュレス決済ができ、到着後は領収書を受け取るだけです。

(戸高涼平記者)
「配車してスムーズに目的地に到着しました。支払いが車の中で必要なくスムーズに乗り降りが可能でした」

配車アプリは、利用者にとってつかまりにくい時間帯でも空車のタクシーを探しやすくなります。タクシー会社にとっても需要の集中する時間帯や場所を把握しやすく、効率的に配車できるということです。

(宮崎県タクシー協会 吉本悟朗会長)
「結構忙しい時間を有効に空いている車を活用できれば、(お客さんに)待ってもらう部分が改善されるのではないかと思います」

県タクシー協会は、補助金を活用して来年3月末までに200台を導入する予定で、さらなる利便性の向上が期待されます。

テレビ宮崎
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