長崎海上保安部は、長崎港から軍艦島に向かうクルーズ船を運航する「やまさ海運」と代表取締役など3人を、船舶安全法違反の疑いなどで書類送検しました。

船舶安全法違反や船員法違反などの疑いで長崎地検に書類送検されたのは、長崎市のやまさ海運株式会社と、代表取締役(63)、旅客船「マルベージャ3」の41歳と38歳の2人の船長です。

長崎海上保安部によりますと、やまさ海運と船長の2人は、2025年5月8日から13日までの間に、義務付けられた期間にも関わらず、マルベージャ3の中間検査を行わなかった疑いがもたれています。

また、やまさ海運と代表取締役は2023年7月から約2年間にわたり、船内の衛生状況を記録しなかった疑いがもたれています。

海保は期間内に検査をしなかった理由などについて、捜査内容に関わるため「差し控える」としています。

テレビ長崎
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