年の瀬を迎えた広島の夜に、夢をのせて走る「クリスマス電車」がお目見えしました。

広島の街を華やかな雰囲気に包むクリスマス電車。

この路面電車は広島市の姉妹都市であるドイツのハノーバー市から寄贈され、1991年から運行を始めました。

【高橋記者】
「電車に入ってみます。今年は木の温もり感じられる内装になっています」

今年のテーマは「懐かしさと温もり」車内の椅子と柱には木材が使われ赤と緑のクリスマスカラーの装飾で彩られています。

子供の頃に楽しみにしていたクリスマスを思い出してもらう狙いがあります。

【広島電鉄:高橋俊亮さん】
「8月3日の駅前大橋ルート開業で、新しいものに目が行きがちだったが、ここで改めて古きを訪ねるということで懐かしいデザインにしました」

この電車はあすから走行するのを前に公開され、クリスマスイブの今月24日までの間貸切専用で運行。24日はサンタクロースが乗車し、子供たちにプレゼントを配るイベントが予定されています。

テレビ新広島
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