従来の健康保険証が使えなくなり、「マイナ保険証」への移行が本格的に始まりました。医療機関での運用はスムーズに行われているのでしょうか?

「マイナ保険証」への移行初日。
広島市内のクリニックでは、午前中、特に大きな混乱は見られませんでした。

【マイナ保険証を使用】
「元々の保険証も持ってきてドキドキしながらやりました。(受け付けは)思ったよりすぐなんだなと思って」

【マイナ保険証を使用(90代)】
Q:使い方は慣れましたか?
「慣れました。私はええ年だからね。(本当は)難しい。昔の保険証のほうが手軽でええです」

12月1日ですべての健康保険証は期限切れとなり、2日から「マイナ保険証」を中心とした仕組みに移行しました。
これにより「マイナ保険証」を持っていない場合、受診するには原則「資格確認書」を提示する必要があります。

【たにクリニック・谷 充理院長】
「マイナ保険証と資格確認書の割合が同じくらいあるんじゃないか。マイナ保険証だけで選択肢が他になかったらもう少し混乱したかもしれませんが、資格確認書とマイナ保険証と両建てで対応できるので大きな混乱がなくいけているのかな」

県内の「マイナ保険証」の利用率は10月現在で40.04%と普及が進んでおらず、国は混乱を防ぐため期限切れの保険証でも来年3月末まで保険診療を受けられるとしています。

テレビ新広島
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