一般ドライバーがいわゆる”白タク行為”をすることを知りながら、運送業の許可を得ている会社の名義を貸した疑いで介護サービス会社の代表らが逮捕されました。
道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市城東区にある介護サービス会社の代表、朱珊珊容疑者(43)ら2人です。
朱容疑者らは去年12月からことし10月にかけて、5人のドライバーがいわゆる”白タク行為”をすることを知りながら、運送業の許可を得ている会社の名義を貸した疑いがもたれています。
警察によると、朱容疑者の会社は2年前に介護が必要な人などを乗せる福祉事業に関する運送の許可をとっていたということです。
名義を借りて白タク行為をした疑いで無職の池上宇庭容疑者(41)ら5人も逮捕されました。
5人は関西空港などで観光客向けに営業していたとみられます。
警察は、朱容疑者らの認否を明らかにしていませんが、名義を貸した見返りがあったかどうかなどを詳しく調べています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月2日放送)