バスの運転手不足解消などにつなげようと、福山市で自動運転バスの実証実験が始まりました。
福山市で、1日始まった自動運転バスの実証実験。
JR福山駅からエフピコアリーナまでの往復5.4キロを最大時速40キロで走ります。
ドライバーが運転席に座った状態で自動運転をする「レベル2」での運行で、車線変更や右折・左折も自動でおこないます。
国内屈指の実績を誇るベンチャー企業とタッグを組み、2027年度に特定の条件のもとでシステムが自動運転をする「レベル4」の実現を目指します。
今回のコースは、全国的にみても難しいとされる場所を通ります。
【毛利祥子記者】
「ここが最大の難所。複数車線での右折です。対向車がいない状態でスムーズに曲がっていきます」
【ティアフォー ビジネスマネージャー・深沢朋樹さん】
「福山市は結構自転車が多いかなと思っているので、対策を検討したいと思っている」
来年3月まで市民を乗せての実証実験が行われ、順調に進めば9月をめどに有料での通常運行を行うことにしています。