小学生たちの防災意識を高めてもらおうと、三重県尾鷲市で2日、津波から逃げる際の目安となるよう道路にペンキで色づけました。
尾鷲市では、南海トラフ巨大地震で最大17メートルの津波が到達すると想定されています。
市内の小学生らは2日、標高に合わせて道路に色付けしていきました。
標高5メートルは赤、10メートルは黄色、20メートルは白のスプレーで、9箇所の道路にペンキを塗りました。
児童たちは慣れない作業に戸惑いながらも、真剣な表情で作業を行っていました。
尾鷲市防災危機管理室は、この取り組みを通じて「子供たちの防災意識が少しでも高まってほしい」と話していました。