愛媛県大洲市で有料老人ホームなどを運営する業者が、破産手続き開始の決定を裁判所から受けていたことが2日に分かりました。負債総額は1億1000万円と見られています。
破産手続きの開始の決定を受けたのは、大洲市五郎の介護施設運営業「かんなぎ」です。
帝国データンバンクや東京商工リサーチの松山支店によりますと、「かんなぎ」は2007年3月に設立。「楽助」の名前で有料老人ホームや訪問介護の事業を手がけていました。
しかしコロナ禍の影響で入所者の大半が退去したほか、2024年には市内で競合施設も開設。2024年9月期の売上げは約3400万円に留まり、その後も業績は回復せず2025年3月頃に事業を停止し、破産手続き開始の決定を松山地裁大洲支部から11月20日に受けました。
負債は約9000万円から1億1000万円と見られています。
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