2026年秋に設置される防災庁。南海トラフ巨大地震に対応する地方拠点を名古屋に設置するよう改めて呼びかけです。

 防災庁は、2026年11月1日に発足を目指す災害対応などを担う新しい組織で、南海トラフ巨大地震などの被害が想定される地域に、地方拠点を設置する方向で検討しています。

大村愛知県知事:
「南海トラフを想定した地方拠点には、特に名古屋城界隈、三の丸地区がふさわしい、一番条件が揃っていると強く申し上げて、拠点整備の働きかけを引き続きしっかりと強めていきたい」

 大村知事は2日の会見で、名古屋の三の丸地区は国の出先機関が集積し、災害時に政府の現地対策本部が設置されることなどから、地方拠点にふさわしく改めて設置を働き掛けたいと話しました。

 2025年8月にも愛知県と名古屋市は、三の丸地区に地方拠点を設置するよう国に要請しています。

東海テレビ
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