不特定多数の人が集まるショッピングモールでのテロ事件の発生を想定した対応訓練が2日、秋田市で行われ、参加者が対処法を確認しました。

秋田市のイオンモール秋田で行われた訓練には、施設の従業員や秋田東警察署の警察官など約20人が参加しました。

訓練は「刃物を持った不審者が施設に侵入した」という想定で行われました。

訓練では、参加者が刃物を持って暴れる不審者を刺股(さすまた)で取り押さえた後、通報で駆けつけた複数の警察官が盾や警棒などを使って制圧し、逮捕するまでの流れを確認していました。

秋田東警察署・阿部孝太警備課長:
「実際に連携した訓練をする機会は限られているが、引き続き事業者からの協力をもらいながら、官民連携してテロの未然防止につなげていきたい」

秋田東警察署は、今後も不特定多数の人が集まる施設などと訓練を重ね、テロ対策の強化につなげていきたいとしています。

秋田テレビ
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