全国でパーキンソン病専門の介護施設などを運営する石川県金沢市のサンウェルズで、社長が業務用の運転代行サービスなどを私的に流用していたとして、辞任する意向を示していることがわかりました。

サンウェルズが1日公表した報告書などによりますと苗代亮達社長は業務用の運転代行サービスや接待交際費など、あわせて約1600万円を私的に流用していたと言う事です。

今年9月、運転代行サービスからの請求書に不審な点が見つかったことから、外部の弁護士が調査し、私的流用が発覚しました。

苗代社長は指摘された約1600万円と調査費用、約4000万円を返還すると申し出、後任が決まり次第、社長を辞任すると言う事です。

これを受け苗代社長や取締役の役員報酬を減額する処分を発表しています。

サンウェルズを巡っては、約28億4700万円の診療報酬を不正請求していたとして苗代社長の役員報酬減額などの内部処分を行いましたが、社長の直接的な関与はないとの結論が出されていました。

石川テレビ
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