マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」への移行が12月2日から始まりました。
1日に従来の健康保険証の有効期限を迎え、2日から原則、「マイナ保険証」のみ使えるようになりました。
北海道札幌市白石区の勤医協札幌病院では混乱はありませんでしたが、受け付けに時間がかかる人もいました。
制度の変更に賛成する人がいる一方、不安の声も聞かれました。
「私は便利だと思っている」(マイナ保険証を持っている人)
「(個人情報漏えいなど)間違いがあっては困るという気持ちが強いので、今のところマイナ保険証を作る気はありません」(マイナ保険証を持っていない人)
「面倒くさいというか、様子を見ています」(マイナ保険証を持っていない人)
窓口では、期限切れの保険証のみでも2026年3月末までは保険診療が可能です。
「マイナ保険証」の利用率は37%あまりで、厚労省は早めの移行を呼びかけています。