大阪府泉佐野市は、親が育てられない子どもを匿名で託す「赤ちゃんポスト」の設置に向けて新たに調査費300万円を盛り込んだ補正予算案を議会に提出しました。
泉佐野市は親が育てられない乳幼児などを匿名で託す、いわゆる「赤ちゃんポスト」の設置と内密出産の受け入れを全国で初めて行政主導で行うとしています。
来年度からりんくう総合医療センターで運用開始を目指していて、先月には医療関係者も伴って慈恵病院などを視察しました。
きょう=2日から始まった市議会には、センターへの運営負担金として今後実施される調査費用など300万円を盛り込んだ補正予算案が提出されました。
センターは、赤ちゃんポストを設置した場合の全体への影響などを検討するということです。