岩手県盛岡市は大通商店街での客引き行為を禁止する条例を、12月1日に施行しました。
1日夜は市や警察などがパトロールをして通行人への周知を図りました。

1日夜は盛岡東警察署で出発式が開かれ、盛岡市や警察、それに大通商店街の関係者合わせて約30人がパトロールへ向かいました。

大通商店街ではこの数年、歩行者へのつきまといや、他の店の客を奪うなどといった悪質な客引き行為が相次いでいました。

このため市は大通1丁目にあるサンビルから3丁目の県金属工業会館までの約600mの区間で客引きを禁止する条例を制定し、1日施行しました。

従わない場合には5万円以下の過料が科されるほか、氏名や法人名が公表されます。

1日夜は「NO!客引き」と書かれたポケットティッシュが通行人に配られ周知が行われました。

盛岡市 内舘茂市長
「盛岡の街づくりをしていくのに中心市街地がしっかりすることは大切。安心して歩いて楽しめる街にしていく」

客引き禁止の条例化は仙台市に次ぎ東北では2例目で、市は今後、抜き打ちの見回りを行うことにしています。

岩手めんこいテレビ
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