資源不足が深刻な問題となっているニホンウナギの稚魚・シラスウナギの漁が12月1日に静岡県内で解禁され、天竜川の河口でも漁師たちが網を構えました。
天竜川の河口では、許可を受けた漁師たちが波打ち際で明かりを頼りにシラスウナギをすくっていきました。
2024年は18年ぶりに漁獲量が2000kgを超えましたが、それまでの数年は不漁が続いています。
1日の漁はシラスウナギが獲れにくいといわれる潮が引いていくタイミングだったため1時間ほどで獲れたのは数匹だったものの、漁師たちは今後の漁に期待していました。
浜松市天竜川しらす鰻漁業生産組合・戸塚博 代表理事:
去年もスタートはあまりよくなくて、年が変わってから少しずつ(シラスウナギが)見えだしたので昨年並みにたくさんとれることを期待していきたい
シラスウナギ漁は2026年4月末まで行われます。