長野県天龍村で、ユズを使った伝統の保存食「ゆべし」作りが行われています。
果肉をきれいにくり抜いたユズ。そこに、クルミなどを混ぜ合わせた特製のみそを詰めます。
天龍村坂部の活性化施設で、今年も伝統の保存食「ゆべし」作りが行われています。
以前は住民たちで作る生産者組合が担っていましたが、高齢化で解散となり、2017年から地元のNPO法人が味を受け継いでいます。
作業は11月末から始まり、900個を作る予定です。
NPO法人「ツメモガキ」村沢葉花さん:
「今年も無事にユズがたくさん集まって、みんなでゆべしを作ることができてほっとしています」
「ゆべし」は2回蒸した後、3か月ほど乾燥させれば完成です。