クマによる被害への対策を共有しようと、12月1日、静岡県は市町との意見交換会を開きました。猟友会の会員などにクマに特化した研修会などを検討しています。
オンラインで開かれた1日の会合には各市町の担当者が参加し、県の職員が国のクマ被害対策パッケージの概要を示し捕獲用ワナの導入支援が手厚くなることなどを説明しました。
また、県は県内の猟友会のハンターにクマに特化した研修会の開催や自治体の判断で行う緊急銃猟の事例集作りをする方針です。
県くらし・環境部
縣茂樹 部長:
県民に安心して過ごしてもらえるよう、(重要なのは)市町と連携し必要な準備を迅速に進めること
県内では2025年度に人的被害はないものの、11月までに149件のクマの目撃情報が寄せられていて、県は注意を呼びかけています。