米子市の養鶏場で死んでいたニワトリについて、鳥取県は検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの感染が確定したことを発表しました。県は今後、感染拡大防止に向け、対策を進める方針です。

鳥取県は12月2日午前、米子市の養鶏場で死んでいたニワトリについて、遺伝子検査の結果、H5亜型の遺伝子が検出され、高病原性鳥インフルエンザの感染が確定したことを発表しました。
鳥インフルエンザの感染確認は今シーズン、国内では6例目、中国地方では初めてです。

県は2日あさから職員など約90人を養鶏場に派遣し、飼われていた約7万5000羽のニワトリの殺処分を進めていて早ければ2日中に終える計画です。

また半径3キロ以内の区域で家畜の移動を制限するほか、周辺道路で消毒ポイントを設けるなど感染拡大防止に向け、対策を進めています。

県は、卵や鶏肉を食べることにより鳥インフルエンザが人に感染することはないとしたうえで、異常な野鳥や死んだり衰弱したりした野鳥を見つけた場合は触らず、県に連絡するよう呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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