女子ゴルフの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は、鈴木愛選手の優勝で幕を閉じました。
宮崎県勢5人の選手のプレーを中心に大会を振り返ります。
宮崎カントリークラブを舞台に11月30日まで開催されたリコーカップ。
大会には今シーズンのツアー優勝者とメルセデスランキング上位者などトッププロ40人が出場、最後のメジャータイトルをかけ熱い戦いを繰り広げました。
県勢は過去最多の5人が出場。
今シーズンプロ2年目でツアー初優勝を飾り、飛躍の年となった菅楓華選手。
2日目の6番・パー4では、2打目をピン奥3メートルにつけバーディーを奪います。
菅は4日間トータル5オーバー、23位タイで大会を終えました。
(菅楓華選手)
「1年間あっという間ですごく充実していて、念願の初優勝も挙げることができました。来年も楽しみです」
そしてプロ1年目でツアー初優勝を飾った荒木優奈選手。
最終日9位タイからスタートした荒木は、10番・パー4ではカラーからのバーディーパット。これ見事に沈めスコアを伸ばします。
安定したゴルフをみせた荒木はトータル4アンダー、6位タイに入りました。
(荒木優奈選手)
「すごくゴルフが楽しく感じられていい最終戦でした。来年は複数回優勝を目指して頑張ります」
プロ8年目で悲願のツアー初優勝を飾り、2年連続出場となった脇元華選手。
3日目の9番・パー5、3打目をピンそばにピタリ!バーディーを奪います。
しかしボギーが先行するゴルフでトータル5オーバー、23位タイでした。
(脇元華選手)
「来年もまた2勝3勝と挙げれるように頑張ります」
6年ぶり3回目出場の柏原明日架選手。
最終日は出だしの1番で魅せます。
2打目をピンそば30cm!ギャラリーを沸かせます。
難なくバーディーを奪った柏原はトータル3アンダー、9位タイでした。
(柏原明日架選手)
「地元のリコーカップに戻ってこれたいい1年だったと、今は自分を褒めてtあげたい気持ちが強いのでよく頑張ったと思います」
そして2年ぶり6回目出場の永峰咲希選手は、最終日13位タイからスタート。
永峰は9番・パー5では、9mのパットを沈めイーグルを奪います。
永峰はトータル1アンダー、15位で4日間を終えました。
(永峰咲希選手)
「手応えのある1年だったのでもっと上を目指して、今年まだまだだったところをしっかり練習していきたいです」
優勝争いは9アンダーで並んだ鈴木愛と岩井千怜のプレーオフへ…。
プレーオフ2ホール目、ボギーを打った岩井に対し鈴木はこのパーパットを慎重に沈め決着!
鈴木愛がリコーカップ初優勝を飾りました。