宮崎市中央卸売市場では、川南町などで収穫されたイチゴと綾町産のスイートスプリングの出荷が始まりました。
夜明けと共に始まった初競り。市場に並んだのは尾鈴地域で生産されたイチゴです。
尾鈴地域のイチゴは栽培面積・出荷量ともに県内1位。
初競りには「さがほのか」と「みくのか」の合わせて1444パック・約110kgが出荷されました。最高値は去年と同じ1パック1500円でした。
(江川琴実記者)
「今年初セリにかけられたイチゴいただきます、甘いですね。みずみずしくて、口の中で甘さが広がります」
夏の猛暑の影響もあって年内は高値となりそうですが、おいしいイチゴができ、年末にかけて出荷の増量を見込んでいます。
(JAみやざきいちご部会 内野宮一浩部会長)
「晴天に恵まれてるので、なかなかおいしいイチゴができてると思います。年明けてほんとに寒くなったときに、よりおいしいイチゴが安定した価格で届けられるんじゃないかなと思います」
1日は綾町産のスイートスプリングの初セリも行われました。
475kgが出荷され、最高値は5kg4000円でした。
出荷量は去年と同じ20トンを見込んでいます。