受験シーズンを前に、愛媛県松山市で縁起の良い駅名にちなみ合格を祈願する切符が、１２月１日に発売されました。
この切符は「合格祈願きっぷ」。伊予鉄道の福音寺駅と梅津寺駅の間の片道乗車券。梅津寺の梅は「ばい」と読み、それぞれの頭文字と読み方をあわせた語呂合わせで、「福が倍になる」という願いが込められています。さらに電車の車輪が「すべる」ことを防ぐため線路に撒く「すべり止めの砂」もセットになっています。
「合格祈願きっぷ」は２０１６年から販売していて、今年は初めて松山市の善勝寺で合格祈願の法要が行われました。
伊予鉄道業務課・奥村晃司さん：
「松山市駅前にあります善勝寺様ということで、市駅前の活性化にもつながればということで」
善勝寺は「日切地蔵」で知られる寺。「日を区切って（期日を定めて）祈願すれば叶う」とされ、受験の合格祈願にはぴったりです。
善勝寺・加藤智久住職：
「受験ができて結果は後からついてくると思いますけど。このお守りのおかげだったなみたいなことが後になってその方に伝わればうれしいですね」
「合格祈願きっぷ」は、善勝寺や松山市駅地下のいよてつチケットセンターなどで、来年３月末まで５００セット限定で販売され、なくなり次第終了します。
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