75年前の沖縄戦や南洋群島の戦火を生き延び、若い世代に自らの経験を語り部として伝えている戦争体験者に沖縄県から感謝状が贈られた。

感謝状の贈呈は悲惨な戦争の体験を後世に語り継ぐ人たちを表彰し、平和の大切さを考える機会にしようと初めて行われた。

県内各地で10年以上にわたり語り部として活動してきた118人が功労者として選出され、代表の18人が感謝状を受け取った。

式では元白梅学徒隊の中山きくさん(91)が若い世代に向けたメッセージを送った。

▽中山きくさん『過去を知らないと同じ過ちを犯す恐れもある。戦争を味わわせたくないという強い思いを、これから語り部活動をされる皆さんにぜひ受け取って頂きたい』

▽糸満市で語り部として活動する大城藤六さん『若い人たちが沖縄戦のことを引き継いで、もっともっと平和活動を進めていけばいいなと思っています』

平和祈念資料館では受賞した人達の活動をまとめたパネル展が来月15日まで開かれている。