小国町発注の公共工事の入札をめぐる贈収賄事件で、熊本地検は逮捕・送検されていた町の職員ら2人を11月27日に起訴した。一方で、この事件をめぐる、渡邉誠次小国町長の「違法性はないのではないか」との発言に、11月21日に町議らが撤回を申し入れた。
元建設課長と建設会社社長を起訴
起訴されたのは、町の建設課長を務めていた小野昌伸被告(60)と町の建設会社・伊藤組の社長・伊藤英志被告(60)。

起訴状などによると、小野被告は町が発注した土木工事などの指名競争入札に、小国町建設業協会に所属する『伊藤組』など9社を選定。その謝礼として、伊藤被告から県内の飲食店などで29回にわたり、合わせて52万円相当の接待を受けた罪に問われている。

起訴を受け、小国町は小野被告を11月26日付で休職処分としている。
町長の発言に町議全員が要望書提出
また逮捕当日、小国町の渡邉誠次町長が会見で、2人が中学時代の先輩後輩の関係だとしたうえで、逮捕容疑の『接待行為』について「違法性はないのではないか」と発言。

これについて11月21日に小国町議全員が「違法性の有無は、裁判を通じなければ明らかにできない」として、発言の撤回や発言の真意について説明を求める要望書を渡邉町長に提出した。
(テレビ熊本)
